テーマ 宋・元(宋・元についてのまとめと用語などです。)
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あらまし ●宋 宋は、北の遼と争うが、銀などを毎年渡して不戦の条約を結んだ。その後、王安石の改革があるが、反対に合いすぐに挫折する。 北方の金は遼を退けた。宋と金は協力して遼を滅ぼした。その後宋と金は争うようになり宋は金に滅ぼされた。 南宋は金と不戦協約をむすんだ。南宋はモンゴル帝国に滅ぼされた。 ●モンゴル帝国・元 チンギスハンは遊牧民ならではの馬の機動力を生かして、西夏を滅ぼす。さらに内陸アジアをほぼ支配する。 オゴタイは金を滅ぼす。バトゥ(キプチャクハン国)はロシア諸侯を服属、ワールシュタットの戦いでドイツ・ポーランド連合軍を破る。フラグはバクダードを占領しアッバース朝を滅ぼす。イルハン国。首都はダブリース。 フビライハンは、カラコルムを本拠とするモンゴル帝国から、大都(北京)を都とする元を設立。元は、西方の他のハン国と緩やかな結合を保ったので、広大なネットワークが形成され、マルコポーロ・イブンバトゥータなどがヨーロッパから元の大都を訪れた。元は日本も攻撃した(元寇)。元では、モンゴル人が最上位で色目人(中央アジア人・西アジア人)がその次で、漢人・南宋人が下と言う身分制度を採った。また、元では銀の他に、東西の長距離の持ち運びに便利な交鈔という紙の紙幣などが普及した。これは一般人が塩を買うときに必要なもので、それにより価値の下落がある程度抑えられた。その後、紅巾の乱などが起こり元の国力は衰退した。 西アジア下はティムールが領土を切り取っていった。 |
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