イスラム(イスラム教の成立・普及の歴史などについての情報です。)
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ムハンマドは、はじめの布教地メッカからメディナへ移った。ムハンマドがメディナでイスラム教の勢力を拡大した(7世紀)。 ムハンマドの死後、アブバクールらがカリフとなった。イスラーム法が整えられて国家体制が確立していった。 ウマイヤ朝が成立(661)、首都はシリアのダマスカス。占領された地の人は改宗しなくてもよいが税を支払った。ウマイヤ朝は、コンスタンチノープルを攻撃したが、占領はできなかった。そして、イベリア半島に進行した。コルドバは後ウマイヤ朝の首都である。 アッバース朝が成立(750)、バグダードに首都を建設。建築様式はコルドバのモスクなどに見る事ができる。 ギリシアやインドなどのいろいろな書物がアラビア語に翻訳され、アル・ラジなどの科学者が活躍した。アラブはインドの10進法表記を取り入れた。それらの知識は後に欧州に伝えられた。 モンゴルによりアッバース朝のバクダードは攻撃された(1258)。彼らはエジプトに逃げた。その後イラク・イラン周辺地域を支配したセルジューク朝に対して西欧から十字軍が進行した。その後オスマン帝国(1299〜)よりバクダード周辺の地域は統一された。オスマン帝国は1453年にコンスタンチノープルの攻略に成功した。その後、コンスタンチノープルはイスタンブルと呼ばれるようになった。 |
課題:現在の国や地域で、イスラム教徒の多いところを調べましょう。 課題:ユネスコ世界遺産からイスラーム教に関するものを1つ選んで調べてみましょう。 |
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